2008年03月07日
マッチョな赤鷹!
“必殺!マグナム!”シリーズ 第4弾
『 SUPER REDHAWK 』(.44magnum 7.5in )
★実銃★
※前回紹介した「BLACKHAWK」をダブルアクション&シリンダーをスウィング・アウトできる様にしたモデルの“REDHAWK”。更にリボルバーの最弱点と言われるフォーシングコーン部を強化し、44マグナムは勿論、454カスール、480RUGER弾等の今日装弾を安全に安心して撃てる様にしたのが、今回紹介する『SUPER REDHAWK』である。
※『SUPER REDHAWK』の基本的な作動部分は、STURM RUGER社のダブルアクションリボルバーのパイオニア“セキュリティーシックス”シリーズの機構をそのまま拡大強化したものである。フィールドストリッピング等での分解手順は、全くと言って良いほどセキュリティーシックスと似ている。
※但し、外観はセキュリティーシックスとは似て非なるもので、特に先にも述べましたが、エジェクターロッドシュラウドと共に覆う様に強化したフォーシングコーン部やバレル&フレームのトップにスコープ用の切れ込みを付け、その違いが見て取れる。グリップ部やハンマー形状は、ほぼ同一。
※『SUPER REDHAWK』の主な用途は、ハンティング用やメタル・シルエット競技(今は廃れているかも・・・汗)用を主なターゲットとして、販売を開始した。商業的には、「BLACK HAWK」と共に安全且つ安価な大口径ハンドガンとして爆発的に大ヒットとした。
※余談ながら、『SUPER REDHAWK(BLACK HAWK)』「セキュリティーシックス」、そして米軍制式弾である5.56㎜M193弾が使える「Mini14」(短命の米軍制式ライフルM14の5.56㎜バージョン)等の大ヒットにより、1990年初頭にニューヨーク証券市場に上場を果たし、S&Wやコルトと並ぶ全米の一流銃器会社に成長した。
★トイガン★
※『 STURM RUGER SUPER REDHAWK 7.5in 』は、タナカ・ワークス製“ペガサス”リボルバー。
※シルバーメッキで実銃のステンレス鋼の雰囲気を上手く醸し出している。メッキ製品では定評のあるタナカ・ワークス社。色具合は言う事無し!
※また、内部機構も良く再現されており、フィールドストリップもほぼ実銃同様に行なえる。外観では、フレーム・トップのスコープ用スリットも付いており、実際にスコープを乗せる事ができ、フレーム強度もほぼ問題は無い。
※外観上で、『 SUPER REDHAWK 』で気に入っている部分は、“グリップ”である。(右写真)
○日本人男性としては小さい方の私の手にも無理なくヒィットします。実銃では、強力な44マグナムや454カスール弾を撃つには、小さ過ぎ、アフターマーケット製の大き目のグリップに換装しているそうですが、これはガス・リボルバーなので反動の心配が無い為、このグリップでも充分です。
※『 SUPER REDHAWK .44MAGNUM 7.5in 』“ペガサス”リボルバーの実射性能ですが、ガス・リボルバーには大変厳しいこの時期でもソコソコ飛びます。勿論、シリンダーを充分暖めての実射です。
ただ、この固体だけかも知れませんが、HOPがキツイのか10m程度飛翔してから鋭くホップします。しかし、可変ポップですから調整すれば正常に十数mは飛翔するでしょう。このモデルは私の場合撃つよりもコレクションのつもりで購入しましたので、ポップ調整はしませんし、精度云々は余り気にしません。
※最後に、あくまで私個人の好みですが、『 SUPER REDHAWK 』よりも旧型の『 REDHAWK 』の方が、好まれます。やはり、エジェクター・ロッドを収納するバレル・シュラウド部分が強化されての膨らみが全体的にデザインバランスを崩している様に思えるのです。その点、旧型の『REDHAWK』はスラッとして、中々良い感じです(^_^)
タナカ・ワークス様!『REDHAWK』“ペガサス”リボルバーを造って下さい。
お願いします!m( _ _ )m
・・・・最近ブログの最後は決まって「何々を造って下さい!!」で終ってる様な気がします・・・我ままですね(><;)