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Posted by ミリタリーブログ at

2008年01月06日

当年とって74歳!でも充分現役!?



チビッ子拳銃≫シリーズ 第2弾!

『Beretta M1934』




≪実銃の話≫

※第一次大戦中に採用された“Beretta M1915”。これを改良発

展型のM1931・M1932(何れも7.62㎜×17弾使用)。何れも優

れた軍用拳銃ではあったが、更に部品点数を減らし、更に口径拡大

を図ったのが、今回の主役“Beretta M1934”である。

 *“Beretta M1934”は、小型でシンプルな作りによって故障の

少ない拳銃として、1934年イタリア軍の制式拳銃として採用された。

その後第二次世界大戦全般に渡って使用される事となった。


 *近代的な軍用銃の必要条件を満たしたこの銃は、他国のオート

ピストルの中でも性能が良く、人気も高かった。それを示すエピソード

として、北アフリカ戦線でイギリス軍がイタリア兵から鹵獲したM193

4を自身のサイドアームとして使用したと言う話もあったそうです。


 *実銃“Beretta M1934”の長・短所として、

 〔長所〕☆小型軽量で、故障が少なく扱い易い銃。1920年代からB

eretta社が採用したスライド上面を大胆にカットした事により、大きな

排莢口ができ、空薬莢の排莢が確実となった。(このスライドデザイン

がBerettaの基本的なデザインとして現在も踏襲されている。)

 〔短所〕★手動セイフティーが位置及び操作が悪く、シングルアクシ

ョンオートとしては有利ではない。また、軍用拳銃としては、使用弾の

9㎜×17弾(9㎜クルツ、380ACP)の威力不足が挙げられる。ただ、

威力については、現在レベルでは不足しているであろうが、当時とし

てはサイドアームの利用範囲を考えるならば、380ACPでも充分で

はなかろうかとも思われます。


 ≪トイガンM1934≫
 ※この『Beretta M1934』は、ウェスタンアームズ

、ヘビーウェイト製で、グリップをキャロム製木製グリ

ップ
へ換装しています。

 *外観:前回のM84チーター同様、Beretta社との契約

により、刻印も含めほぼ完璧。ヘビーウェイト製で重量

感もあり、Berettaの苦手な私も納得の一品!


 *作動面では、例の如く“マグナ・ブローバック”なので

言う事なし!また、このM1934よりウェスタンアームズ

社の新安全機構『トランスファーバーシステム』が付加

され、安全にデコッキングできる様になった。 この

M1934以降、『トランスファーバーシステム』はウェスタ

ンアームズ社製品に標準装備となったシステム。つまり、

画期的な安全装置のパイオニアの機種でもある。


 *実射性能は、前回の“M84”同様、空き缶の底部を5

mの距離から撃ってみました。1マグ10発中、3発外しま

した・・・私の腕が悪いのか(;へ;)それとも、サイトが

M84に比べ、非常に見難い(><;)と言う事で外したの

か・・・。

 しかし、リコイル感は、このサイズにしては非常に鋭くビ

シ!っと来ます。気持ち良い感じです。



 *グリップ感は、左の写真の如くピッタリ!但し、今度はトリガーに

人差し指が近過ぎ、引く時に妙に力が入り過ぎる。このM1934の実

射の前に、M84を撃っていたので近過ぎると感じただけでしょうけどネ

(^_^)
 
 ※前回のBeretta M84と今回のM1934。この両銃は、Berettaの

苦手な私にとっても、非常に良い銃であります。金銭的に余裕が出て

きたら、この両銃のバリエーションモデルを入手したいと思います。

 でもWA製品ですから、その時になって流通品が無い可能性が大

きいですね(^_^;)
  

Posted by のぶちゃん at 00:05Comments(4)Bretta