2007年11月12日
地味・・・でも渋~い男の拳銃!
地味で寡黙、決して目立たない存在だが、確固たる己が信念を持ち続ける男の拳銃・・・それが
“COLT ポリスポジティブ”
実際は、1890年代後半に、初めてスィングアウト方式のダブルアクションリボルバーとして、COLT社が開発し、軍や公的機関に採用されたモデル。
口径は、38口径、32口径等がある。45ACP仕様のM1917もこの亜流かな(曖昧です。)
しかし、私がこの銃でのイメージは、何と言っても ↓
チャールズ・ブロンソン主演、 “ 狼よさらば ~DETH WISH~ ” だ!
この映画が、作られた頃期せずして『ダーティーハリー』も作られた。
私の主観なれど、このダーティーハリーを“陽”とするならば、狼よさらば~DETH WISH~は“陰”。つまり、この2作は陰陽の関係になると思われる。何れも当時のアメリカの犯罪に対する世相(凶悪化と法の無力化に対する市民の怒り)から作られた。一方は司法の立場、もう一方は市民の立場から犯罪に対する怒りを表していると思う。そして、何れもシリーズ化された。
使用銃に関しても、ダーティーハリーは44MagのM29を前5作品共通で使用したが、狼よさらば全3作では、各作品毎に変った。狼よさらばの方は第3作目『スーパーマグナム』を除き、2作は32COLT(1作目)と380ACP(2作目、ベレッタM84)で、ここにも陰陽の関係があるものと思われます。
映画の解説は、ともかくこの趣味に入って20~30代までは何と言っても、「ダーティーハリー」のM29って言うのが1番でしたが、40代も半ばになってくれば、落ち着きが出てきたのか(^_^;)「狼よさらば~DETH WISH~」の方が好まれてきました。併せて銃の方もCOLT ポリスポジティブの様なものも好ましくなってきました。
このCOLTポリスポジティブは、38SPLで映画の32口径ではないですが、この頃のCOLTは外見上DAリボルバーはほぼ同じ形なので、細かい事は気にしない様にしています(^_^)
実射は、部屋の中で僅かに数十発程度撃っただけだが、部屋撃ちでは十分な性能を発揮するペガサスリボルバーで、文句はありません。
色々書きましたが、この銃は撃って遊ぶものではなく、シンミリと夜一人で眺めているのが似合うと思います。できれば、ステンレス調のシルバーではなく、ニッケル風の仕上げの方が似合うように思うのは、私だけでしょうか?
Posted by のぶちゃん at 11:34│Comments(0)
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黙って服従することは、しばしば安易な道ではあるが、 決して道徳的な道ではないのだ。それは臆病者の道なのだ-マーティン・ルーサー・キング-【書き留めておいた素晴らしい言葉】at 2007年11月15日 10:05