2008年01月27日
私の1番好きな“スナッピー”(その2)
≪チビッ子拳銃≫ シリーズ “第10弾”
『 SMITH & WESSON M66 COMBAT MAGNUM 2.5in 』
※今回は、2種類の一見同じ様なスナッピーを同時紹介です。さて、上の写真で同じM66が2丁ありますが、その
違いはわかるでしょうか?一目で分かった方はスゴイ!なかなか判らないと思います。答えはこのブログを読んで
行って頂ければわかります。
ちなみにこの2種は、デルガンとガスガンです。またグリップも片方は換装しております。
では、本題へ
★実銃の話★
※具体開発経緯経過や諸元については、基本的に前回のM19と変らないので今回は割愛させて頂きます。
勿論発売年にはかなりな開きがあります。
では、M66とM19の違いは?と言うと銃自体の『素材』の違いです。
*M66 ⇒ ステンレス製 *M19 ⇒ スチール製
この2点が大きな違いです。後、錬金技術の向上により、ステンレス製のM66が、僅かですが耐久性が向上して
いるそうです。
★トイガンの話★
※この2種は、コクサイ製モデルガン(上写真左)とタナカワークス製ペガサス・リボルバー(上写真右)です。
*コクサイ製モデルガンは、つい最近某オークションで落札した物で、多少傷は有りますが、程度は中の上。か
なり古い物で、然も発火済の割りに良い状態です。
*タナカワークス製ペガサスリボルバーは、全くの新品で購入。ただ購入しようとした時は、既に発売から一年
以上経っていたもので、かなり苦労して探し購入しました。
夫々は、同じS&W M66 2.5in を模した物で、両方共相当高い再現度で造られています。
大変満足しております(^_^)V
さて、この記事の最初の問いの答えですが、右の写真の
通りです。わかりますか?
見難い写真ですが、左が「コクサイ・モデルガン」、右が
「タナカ・ガスリボルバー」。
答えは、『バレルピン』です。つまり、コクサイ製は≪M
66-1≫、タナカ製は≪M66-2以降≫を模した物と
想像します。
「何だ~。そんな事か。どうでも良いやん」って言うお叱り
を受けそうですが、やはり、その辺りにも拘ってコレクショ
ンしたいんです。どうもすみませんでした(^^;)
*グリッピング感は、コクサイ製モデルガンのグリップ(ノーマル)の
方が私の手にはしっくり来ます。タナカ製ガスリボルバーも購入時着
いて来た“アンクルマイクス製ラバーグリップ”なら、ちょうど良かった
のですが、木製グリップ大好きな私は、タナカ純正ファイティング・グリ
ップに換装した為、違和感が生じたと思われます。元のラバーに戻せ
ば問題無いのですけ・・・。
*次は実射感です。タナカガスリボルバーだけですが、前回のM19
に比べれば、そこそこ撃ってます。って言っても数百発程度・・・やはり
ガス漏れやキズが怖いです(^_^;)
弾道は、素直な方。まぁまぁ当ります。しかし、これも眺めて雰囲気を
楽しむBB弾の出るモデルガン的に楽しむのがベスト!コクサイ製モ
デルガンと2丁拳銃で楽しみたいですね(^_^)
※最後に、私の中で『S&W M66 2.5in』と
来れば絶対外せない映画があります。それは、
【ガントレット】!
*クリント・イーストウッドが演じる「ベン・ショッ
クリー刑事」愛用がこの銃。内容は然程の事は
ないのですが、Gunファンには堪らない描写が
多いですね。
それにオジサンの私は共演者のサンドラ・ロッ
クがタイプで、特にサンドラ・ロックが、暴漢に襲
われ、犯されそうになる所なんかは・・・(^^;)
*でも、クリント・イースト・ウッドってS&W好
きなんですね。「ダーティーハリー」のM29しか
り、現代劇では必ずS&W使用しますね。
偶然とは思うのですけど、それだけS&Wの銃
の普及率が高いって事かもしれませんね。
(^_^)
*さて次回も『 SMITH & WESSON 』で行き
ます。私も『 SMITH & WESSON 』好きです
ね(^_^)
2008年01月26日
私の1番好きな“スナッピー”(その1)
≪チビッ子拳銃≫ シリーズ “第9弾”
☆今回は、私のGun好きを決定づけた銃の登場です。今回と次回の2回に分けてご紹介します。まずは、上写
真中の真ん中のものです。
『 SMITH & WESSON Model 19 COMBAT MAGNUM 2.5in 』
☆実銃の話☆
※1955年 “ビル・ジョーダン”(当時のコンバ
ットシューティングの第一人者。FBIガンインス
トラクター若かりし日のイチロー・ナガタ氏もそ
の指導を受けた記事が、古いGun誌に掲載さ
れている。)の「Kフレームで357Magが撃て、
アジャスト機能付のリアサイト、スクウェアーグリ
ップ仕様で有れば良いのだが」との意見から、
Model 10をベースに開発され、1956年1月
に発売されたリボルバーである。
※Model 19 COMBAT MAGNUM
の特徴は、軽量なKフレームから357Magnu
mと言う高威力の弾薬を使用する拳銃である
事。常時拳銃を携帯する制服・私服各警官にと
っては、軽量、且つ高威力弾を使用するこの拳
銃は、当時としては最優秀で、全米の警察官用
に広く採用された。
一方で、元来38スペシャル弾用に開発された
Kフレームから、357Magnumと言う強装弾を
多用すると歪みや破損を起こす問題が多発し
た事実がある。最終的には、38スペシャル以
上357Magnum以下の威力を有する“38spl+P(プラスパワー)”弾を使用する事で解決を見た。
その後、この破損・故障問題から、Kフレームより一回り大きいLフレームを採用した『Model586』が開発され
た。しかし最近では原材料の金属精錬技術(熱処理等)が向上し、Kフレームや更に小さいJフレームでの357Ma
gnum射撃も可能となっている。
※この『M19 COMBAT Magnum』の諸元は、
*口径及び使用弾 : .357口径(約9㎜)、357Magnum&38spl+P&38spl弾。装弾数6発。
*作動方式 : シングル/ダブルアクション
*バリエーション : 6、4、2.5inと3種のバレル長とスチール及びステンレス材の素材違いによるものがある。
☆トイガンの話☆
※タナカ・ワークス社製ペガサス・リボルバー。同社が始め
て“ペガサス”仕様でKフレームを発売したモデルである。
※グリップは、プラスチック製の木目調グリップが着いていまし
たが、右の写真の通りパックマイヤー製ラバーグリップに換装し
ています。グリップ感は、写真の通りピッタリ!言う事無し!!
(^。^)V
※実射感は、例の如く余り撃ってませんが、以前のM60やデ
ィティクティブよりは良い程度。「部屋撃ち」程度なら十分です。
※この「M19 2.5in」の隠れた特徴に、“可変ポップアッ
プ”付である事です。この2.5in後に発売される4inまで“可変
ポップアップ”付でしたが、M19ヘビーウェイト以降は“固定ポッ
プ”に変更されています。その効果の違いが実感できるまでの
射撃はしてないので評価云々はここでは避けます。
☆何はともあれ、この『SMITH&WESSON M19&M66
COMBAT MAGNUM』は、バレル長に関係無く、大好き
で、既に同一モデルで10丁になりました。 カッコイイ! の一言ですね \(^○^)/
2008年01月25日
シブ~い オールド・スナッピー
≪チビッ子拳銃≫ シリーズ “第8弾”
『 COLT DETECTIVE SPECIAL 1st 』
※実銃の話。
*1927年にCOLT社が、1908年に制服警官用として設計・開発した“コルト・ポリス・ポジティブ”のバレルを2
インチと切り詰めたバリエーションモデルである。コルト社では全く別物の銃の様に名称を付けているが、内部機
構や外観は、バレルを除き全く同じものである。
*『DETECTIVE SPECIAL』の特徴は、その名前に
ある“ディティクティブ”(刑事又は探偵)が示す通り、主に
私服警察官や探偵、麻薬捜査官等の護身用として使用さ
れる事を前提に開発された為、前回、前々回のチーフ・ス
ペシャルに敵わないまでも、かなりな小型である。(敵わな
いのは当たり前、両銃の間には、開発年に二十数年の開
きがあると共に、世界の様相を一変する様な大きな戦争
も挟んでいるから、チーフの方が良くて当たり前ですね)
*また、『DETECTIVE SPECIAL』には、第二次世界大戦前に
製造された型(仮にⅠ型とします)と戦後70年代前半まで製造された
型(Ⅱ型)、そして、70年代後半から80年代にかけて製造された型
(Ⅲ型)の三つの型が存在します。
Ⅰ型とⅡ型の違いは、フレームがスウェアーからラウンドタイプに変
更され、フロントサイトの形状が、弓の様な半円型からスクウェアーノ
ッチ型(と言うのかな?)に変更された位で大きな変更は無かった。し
かし、Ⅱ型からⅢ型の間には大きな変更があった。
主な変更点は、(A)バレル・シュラウドの設置 (B)大型ターゲットグリップ付加 の2点があります。但し、グリッ
プはアフターマーケット製の物に幾らでも交換できますから、(A)の変更が外観的には大きいですね。ピンボケし
て見難いですが、左の写真で、下がⅡ型・上がⅢ型です。何れもタナカワークス製のガスガンです。
*COL DETRCTIVE SPECIALの主要諸元は、
①正式名称: COLT DETEKUTIVE SPECAL
そのままですね(^_^;)
②仕様弾薬と装弾数:38スペシャル弾使用、6発
③作動方式:シングル/ダブルアクション
④バリエーション:
・「コルト・ポリス・ポジティブ」⇒ディティクティブスペシ
ャルの4インチバージョン。
・「コルト・コブラ」⇒1950年発売のアルミ合金製。仕
様は全く同じ。
・「コルト・エージェント」⇒ステンレス材仕様モデル。
等がある。
※トイガンの方は、
タナカ製“ペガサス”&“ミッドナイト・ブルー”
*これは昨年の夏頃、某オークションでほぼ新品の定価
の倍近い価格で落札致しました。オークションだから、欲し
い人が多ければ、値段も上がるのは道理ですが、高かっ
たです(;ヘ;)
しかし!落札して良かった!!ほぼ新品状態で、箱も新
品みたいに傷が無く、詳しくはわからないですが、どこかの
SHOPのデッドストック品か掘り出し品らしいです。つまり
新古品ですね(^_^)
とは言え定価の倍近い値段は・・・痛かったです。(><)
*とにかくこの「ディティクティブ」が発売された頃のタナカ
ワークスのメッキは“ミッドナイトブルー”や“トワイライト
クローム”等は絶品です。メッキ強度も強く、少々作動させ
ても傷が付きません。最近のメッキはそうでもないです
が・・・またあの素晴らしいメッキ仕様が復活してくれれば
良いのですね(^_^)
*「ディティクティブスペシャル」“ミッドナイトブル
ー”仕様の実射感ですが、数発のみで、このレポ
ートの為に撃ちました。よ~くシリンダーを暖めま
した。しかし結果は、M60チーフと同じ、右や左
にピューンピューン・・・6発で止めました。
部屋撃ちだったので、蛍光灯や窓ガラスに当る
のが心配で中止。まぁこの銃は、私的には飾って
眺めて楽しむ銃ですから(言い訳?開き直
り?)・・・もう少し実射にも気を配って欲しかった
です。
*最後に、今回チラッと出ましたが、ディティクテ
ィブの最終型(バレルシュラウド付)をタナカワークスから発売して欲しいです。まだ以前の金型が残ってたら容易
に出来ると思うのですが、無理なのでしょうかね。
◎今回の記事に全然関係有りませんが、昨日某オークションで落札・購入した東京マルイ製「S&W M19 6in」
カートリッジ仕様木製グリップ付が届きました。嬉しくて触り倒していた所、手を滑らせて床に落としました。堅い石
版を張った玄関の床に・・・。必死で落札したのに、到着して楽しんでいたのは僅か2時間弱。バレルが根元から折
れ、サイトが飛びました~。
今日は一日ブルーで仕事が手に付かない(;へ;)自業自得ですが、くやしい~!!!
2008年01月24日
“スナッピー”なカスタムガン
☆最初にタイトルの“スナッピー”とは、J-amory代表のJACK・タクボ氏がGun誌レポーター時代にスナブ・ノ
ーズのGunを「スナッピー」と呼んでいました。私はスナブ・ノーズGunにピッタリと思って引用しました。☆
さて今日の主役は≪チビッ子拳銃≫シリーズ “第7弾”として
『 SMITH & WESSON M60 パフォーマンス・センター・カスタム』 を紹介します。(上写真の真ん中)
※実銃では、前回の 『 SMITH & WESSON M36 ・ M60 』 と口径や仕様弾薬は全く同一。違いは、SMI
TH&WESSON社のカスタム部門である“パフォーマンスセンター”が、より機能的にカッコ良く、カスタムを施し
ている点である。
*主な改良点は、
①フルラグ・バレル使用にし、バレル側面をフラットにカットされている。また、レ
ッドインサート入りフロントサイトを採用している。(上右写真参照)
②シリンダー・ラッチの形状を変えている。私は断然、M60PCの方が良いですね。(上写真中:M60PC、上
写真左M60ノーマル)
以上の2点が外観上からの大きな違いです。勿論命中精度も高精度なバレル仕様なのでノーマルより良い。
※さて、次はトイガンの方です。
*タナカ製ペガサス・ガス・リボルバー。某大阪のショップのカスタム品。基本的にガス放出バルブとバレルを交
換した様です。しかし、この冬場でもシリンダーを手の平で包んで、暖めてやって撃つと10発程度は充分撃てま
す。然も、前回のM36T.CやM60の様な荒れた弾道ではなく、素直に真直ぐ飛びます。5~6m位なら狙った所
にほぼ当ります。私はゲームはしないですが、インドア戦ならバックアップ用に充分な性能があるんじゃないかと思
われます。
*次は、グリップです。
・右の写真は、M60PC(右)とM60(左)
ですが、何れもアルタモント製フィンガー
チャネル付木製グリップに換装していま
す。
・前回のM60でも申しましたが、非常に握
り易い!(^_^)
後このグリップを一つ買って、M36TCに着
ければ3丁揃い踏み!バッチリ決めたいで
すね(^。^)/
ア!アア!!思い出した!!!
M36の3inPCも有るんや!と言う事は木
グリ二つ要るんやなぁ 次の小遣いで買いましょうと(^。^)
*最後に、グリップした所の写真です。ほんまに握り易いグリップですよ。皆さんもチーフお持ちなら是非試して見
て下さい。見た目もGoodですから(^_-)v
2008年01月23日
コンシールドキャリー・リボルバーの決定版!
☆アクセス数が20,000Hitを昨日越えました!!ありがとうございます m(_ _)m
他の記事を投稿されてる方には40,000Hitや50,000Hit越えの方も多数居られますが、仕事以外パソコン
を使った事の無かった私が、昨年10月からこのブログにチャレンジし、僅か4ヶ月足らずで、20,000Hitと
は・・・大変嬉しく、感動しています。
これからも頑張って沢山の方に見て楽しんで頂けるブログになる様に努めてまいります。どうぞこれからも宜し
くお願い致します。
さて、今回も、2008年第1回目のシリーズとしてお贈りしている ≪チビッ子拳銃≫ シリーズ “第6弾” で
『 SMITH & WESSON Model 36 & Model 60 』
の2機種同時紹介です。
※実銃は、1950年にSMITH&WESSON社が開発した小型リボルバーで、Model36の名称が与えられてい
る。しかし、一般にその名称は『チーフ・スペシャル』又は『チーフス』等とModel名より愛称で呼ばれている。
その名称の由来は、ニューヨーク市警でのM36の発表会の会場で、当時の刑事の長、つまり「デカ長」が持つ
のに相応しい拳銃で、チーフが持つスペシャルGunと言う意味で名付けられたそうな・・・。私の記憶違いじゃなか
ったら正しいはずです。自身はありませんが・・・(^^;)
*実銃の仕様としましては、
・口径及び仕様弾薬:38口径(約9㎜)、38スペシャル弾
・装弾数:5発、撃発はシングル・ダブルアクション。
・バリエーションとしては、3inバレルが有り、銃の材質により様々
な物が造られている。特徴的な物には、Model40「センチニアル
(1952年発表でS&W社設立100周年記念として作られたモデルで
ある)」別名レモンスクイザー(レモン搾り器)やModel49「ボディー
ガード」(ハンマーを囲む様にガードを付け、ドロー時衣服等に引っ掛
らない様にした物)等がある。また、夫々に“ステンレス材”で造った
物があり、Model№の前に『6』を付けスチール材仕様modelと区別
している。
また、Model36のステンレス材仕様バージョンのModel60は、1
965年に発売された史上初のステンレス製リボルバーであり、「錆び
ない拳銃(リボルバー)」として、脚光を浴び、売れに売れた。現在で
も、2in modelはそのまま、3in modelは強化銃身と可変照準器を
装備し、357Magも撃てる仕様になっている。
☆さてさて、実銃の話はこれ位に致しまして、トイガンの方を見て行きましょう。
*このModel36「チーフスペシャル」は、現在ガスガンで、タナカワー
クスとマルシン工業、モデルガンでコクサイが夫々販売している。
現在まで、私が所有する「チーフスペシャル」は全てタナカワークス
製のペガサスリボルバーで、
【Model36トワイライトクローム仕様】
(右写真の右、ラバーグリップ付の物)
【Model60】
(右写真の真中、木製グリップ付の物)
があります。あと一つは次回に紹介します。
※上の写真の通り、【Model36 T.C】【Model60】何れも相当綺麗です(^_^)
*【Model60】は、アルタモント製フィンガ-チャネル付木製グリップに換装しております。
*【Model36 T.C】は、完全ノーマル。(ラバーグリップは、標準装備でした。)
※実射感は・・・このサイズですから(^_^;)でもペガサスは元気が良い!撃つと右や左に勢い良く飛んでいっち
ゃいます(><)でも そんなの関係ねえ~そんなの関係ねえ!ハイ!オッパピー!!
※最後にグリップ感ですが、
上の写真の通り、非常に握り易い!特に、左にM60の木グリは私の手にピッタリ!!
この2丁をアップサイドダウンホルスターとアンクルホルスターに入れて、メインウェポンとバックアップウェポンの
完成です!\(^○^)/
さてさて次回もこのチーフ・スペシャル系列の銃を紹介しま~す!宜しくお願いしますm(_ _)m
2008年01月20日
可愛いチビッ子拳銃ちゃん(その2)
≪チビッ子拳銃≫シリーズ “第5弾”
『ジュニア・コルト』
※実銃は、COLT社がスペインの銃器メーカーアストラ社から輸入し、COLT名義で販売(今風に言うならOEM生
産かな?)していた自動小型拳銃。スペインでの商品名は「アストラ・カブ」または「アストラM2000」。後1968年
に輸入銃器の規制が行われた為にCOLT社自ら生産し、1973年まで生産された。生産総数は64,000丁と言
われている。
※名称は、「ジュニア・コルト」「コルト・ジュニア」「コルト.25オ
ート」等様々な名称で呼ばれている。しかし、今回は先の『コ
ルト・ベスト・ポケット』と区別する為、『ジュニア・コルト』と呼
びます。
*口径や使用弾薬は、25口径、25ACP(6.4㎜)で、装弾
数6+1発、ストレートブローバック方式である。露出 ハン
マー型・マニュアルセイフティはトリガーガード付け根に移動
しており、「コルト・ベスト・ポケット」とは外観的にかなりの違
いが有り、少し無骨なデザインとなっている。
※トイガンの方は、マルシン工業社製エクセレント・ヘビーウェイト製ダミーカートリッジ仕様のモデルガンで
す。前々回の「FN M1910」と同時に再販されたモデルです。
私はどちらかと言うと、この「ジュニア・コルト」の方が好みで
すね。
右写真の通り、「セイフティ」や「マガジンキャッチ」の位置が、
私にはベストポジションです。
また、この小さなボディで左
の写真の通り、比較的シッカ
リしたサイトが付けられてお
り、更に日光の乱反射防止
のセレーションまで入りと、こ
のサイズの銃では、贅沢と言えるものが付いています。
ガチャガチャとスライドを動かして排莢させ、一人妄想の世
界で楽しんでいます。私は変なんでしょうかね・・・ちょっと不
安です(^^;)
でもメジャーなポケットピストルは、やはり「コルト・ベスト・ポ
ケット」でしょうかね(^_^)
いずれにしても、この「ジュニア・コルト」“ガス・ブローバッ
ク”で出ないかな?ちょっと欲張り過ぎですかね(^_^;)
2008年01月19日
可愛いチビッ子拳銃ちゃん(その1)
*久々の更新。一週間以上間が開いてしまいました。公私とも忙しくなかなか更新が出来ませんでした(><)
少し落着いたので少しづつ更新しま~す(^。^)/
さて、今回も前回からの続きで
≪チビッ子拳銃≫シリーズ “第4弾”
『コルト・ベスト・ポケット』 & 『ジュニア・コルト』
今回は、『ベスト・ポケット』を御紹介!
※実銃では、コルト社がジョン・M・ブ
ローニングの設計でベルギーのFN社
が製作販売しているポケットモデル「F
N M1906」をベースに1908年に製
作販売したモデルである。
1946年の製造販売終了までに40万
丁が生産された。(ちなみにこのベス
ト・ポケットのベースとなったFN M19
06は400万丁以上生産された大ヒッ
ト商品であった)
*口径・使用弾薬は、25口径・25A
CP(6.4㎜)、6+1発。ストレート・ブロ
ローバック及びストライカー方式を採
用した超小型拳銃であった。
*「コルト・ベスト・ポケット」には、ス
ライドに直接食込むタイプの「マニュ
アルセイフティ」、マガジンを抜けば
引き金が引いても撃発しない「マガジ
ンセイフティ」、グリップを握り込まな
ければ撃発しない「グリップセイフテ
ィ」の3つもの安全装置を完備し、当
時としては念の入った安全対策を施し
ていた。
この安全装置と銃自体の小ささによ
り当時は、女性の護身用拳銃として大
ヒット商品となった。名称中の「ベスト」とは、“Vest”(チョッキの事)。スーツのポケットより小さいチョッキのポケ
ットにも入る小さい銃と言う意味で名付けられた。
※トイガンの『コルト・ベスト・ポケット』ですが、
≪マルシン工業製 固定スライドガスガン シルバーモデル≫
であります。
実射感ですか?数発撃ちましたが、命中精度云々の問題ではなく、こ
の銃は雰囲気を楽しむものと思います(^_^)
現在、このモデルをトイガン化しているのはこのマルシン社固定スライ
ドガスガンのみ。過去にはコクサイからモデルガンも出てた様に記憶し
ます。(間違ってたらゴメンナサイ)故に大変貴重であります!以前この
ブラックモデルも所有していましたが、余りにも小さい為どこかに紛失し
てしまいました・・・大変残念です(;へ;)
☆お願いです!!マルシン工業様!どうかこの「コルト・ポケット・モデ
ル」のモデルガン化(発火式でもダミーカート式でも何れでも構いませ
ん)モデルアップをよろしくお願い致します。
最後に、握った雰囲気を写真で紹介します。
2008年01月09日
コンシールドキャリーの理想形!?
≪チビッ子拳銃≫シリーズ “第3弾”
『FN Browning Model 1910』(以後 ブローニングM1910)
*実銃は、ベルギーのFN社(Fabrique Nationale社)がブローニングM1900の後継機として開発した自動拳
銃である。
*口径は、32ACP(7.65㎜×17)と380ACP(9㎜×17)の2種類が有り、装弾数は夫々32ACPが7+1発、
380ACPが6+1発で、作動方式は「ストレートブローバック」。全長が151㎜、重量570gとなっている。
*「ブローニングM1910」の最大の特徴は、ストラ
イカー方式を採用し、外部のハンマーを無くし、
スライド上部のサイトもスライド上に溝を掘り、
その内部に極小のサイトを設置するなど、コン
シールドキャリーを意識したデザインとなってい
る事である。言い換えるならば、極限まで贅肉
を削った究極のコンシールドキャリーピストルと
言える。
この「ブローニングM1910」開発から100年弱
の年月が経っているが、この「M1910」以上に
スリム化し、またその容姿も優れているピストル
は未だに現れていないと思われる。
*上述の事から、その流麗なスタイルと携帯性に優れていると
ころから、当時は爆発的な人気が出て売れに売れた。旧日本軍
将校の間でも護身拳銃として人気が高かった。また、戦後も日
本警察で使用され、現在も一部地方で女性警官等に使用され
ている。
*また、この銃は歴史の一場面に立会った拳銃でもある。
・世界的には、第一次大戦の発端となったサラエボ事件で狙
撃犯のガブリロ・プリンチプが暗殺に使用した。
・一方日本では、5.15事件で犬養毅首相を海軍(?)の若手
将校が暗殺した時に使用したと言われている。
この事からもわかる通り、その時代のターニングポイントに使用
されるほど当時世界的に大ヒットした自動拳銃である事を示し
ている。
※さて、今回のトイガンの「FNブローニングM1910」ですが、上の写真の如く2種類を所有しています。
*写真右⇒ABS製6㎜固定スライドガスガン。写真左⇒ダミーカート式エクセレントヘビーウェイト使用のモデル
ガン。何れもマルシン製です。
・好みの問題なんですが、色的には「固定ガスガン」の方が良く、「モデルガン」の方は、写真でもわかる通り、
白っぽ過ぎます。ブルーイング技術のある方は、「モデルガン」を上手くブルーイングし、リアルなものに変える
んでしょうが、私にはとてもやないですが出来ません(><)
『マルシンさん!! このヘビーウェイトそのままにブルーイ ングを施した限定モデルでも良いので出してくだ
さい!\(>○<)/!』・・・・ 採算面で無理が有るでしょうけど(;へ;)
2008年01月06日
当年とって74歳!でも充分現役!?
≪チビッ子拳銃≫シリーズ 第2弾!
『Beretta M1934』
≪実銃の話≫
※第一次大戦中に採用された“Beretta M1915”。これを改良発
展型のM1931・M1932(何れも7.62㎜×17弾使用)。何れも優
れた軍用拳銃ではあったが、更に部品点数を減らし、更に口径拡大
を図ったのが、今回の主役“Beretta M1934”である。
*“Beretta M1934”は、小型でシンプルな作りによって故障の
少ない拳銃として、1934年イタリア軍の制式拳銃として採用された。
その後第二次世界大戦全般に渡って使用される事となった。
*近代的な軍用銃の必要条件を満たしたこの銃は、他国のオート
ピストルの中でも性能が良く、人気も高かった。それを示すエピソード
として、北アフリカ戦線でイギリス軍がイタリア兵から鹵獲したM193
4を自身のサイドアームとして使用したと言う話もあったそうです。
*実銃“Beretta M1934”の長・短所として、
〔長所〕☆小型軽量で、故障が少なく扱い易い銃。1920年代からB
eretta社が採用したスライド上面を大胆にカットした事により、大きな
排莢口ができ、空薬莢の排莢が確実となった。(このスライドデザイン
がBerettaの基本的なデザインとして現在も踏襲されている。)
〔短所〕★手動セイフティーが位置及び操作が悪く、シングルアクシ
ョンオートとしては有利ではない。また、軍用拳銃としては、使用弾の
9㎜×17弾(9㎜クルツ、380ACP)の威力不足が挙げられる。ただ、
威力については、現在レベルでは不足しているであろうが、当時とし
てはサイドアームの利用範囲を考えるならば、380ACPでも充分で
はなかろうかとも思われます。
≪トイガンM1934≫
※この『Beretta M1934』は、ウェスタンアームズ
社、ヘビーウェイト製で、グリップをキャロム製木製グリ
ップへ換装しています。
*外観:前回のM84チーター同様、Beretta社との契約
により、刻印も含めほぼ完璧。ヘビーウェイト製で重量
感もあり、Berettaの苦手な私も納得の一品!
*作動面では、例の如く“マグナ・ブローバック”なので
言う事なし!また、このM1934よりウェスタンアームズ
社の新安全機構『トランスファーバーシステム』が付加
され、安全にデコッキングできる様になった。 この
M1934以降、『トランスファーバーシステム』はウェスタ
ンアームズ社製品に標準装備となったシステム。つまり、
画期的な安全装置のパイオニアの機種でもある。
*実射性能は、前回の“M84”同様、空き缶の底部を5
mの距離から撃ってみました。1マグ10発中、3発外しま
した・・・私の腕が悪いのか(;へ;)それとも、サイトが
M84に比べ、非常に見難い(><;)と言う事で外したの
か・・・。
しかし、リコイル感は、このサイズにしては非常に鋭くビ
シ!っと来ます。気持ち良い感じです。
*グリップ感は、左の写真の如くピッタリ!但し、今度はトリガーに
人差し指が近過ぎ、引く時に妙に力が入り過ぎる。このM1934の実
射の前に、M84を撃っていたので近過ぎると感じただけでしょうけどネ
(^_^)
※前回のBeretta M84と今回のM1934。この両銃は、Berettaの
苦手な私にとっても、非常に良い銃であります。金銭的に余裕が出て
きたら、この両銃のバリエーションモデルを入手したいと思います。
でもWA製品ですから、その時になって流通品が無い可能性が大
きいですね(^_^;)
2008年01月05日
快速!チーター!
≪チビッ子拳銃≫シリーズ 第1弾!
『BERETTA M84』 《通称:チーター》
※実銃は、イタリアのBeretta社が開発した中型自動拳銃。
〔中型拳銃とは言いながら、かなり小さいから“チビッ子拳銃”に入れます。(^_^)〕
*使用弾は、380ACP(9㎜×17、9㎜クルツ)弾 。ダブルカラム・マ
ガジン採用により13発ものファイアーパワーとなっている。
*作動方式は、「ストレートブローバック」。
*ヨーロッパでは、中型拳銃に分類されているが、かなりコンパクト化
されています。(私見ですが、口径9㎜と言う事で中型に分類されて
いるのではと思います。口径9㎜なら通常大型に分類されますが、
このサイズで大型は無理があると思われるので『中型』となったの
ではと考えます。)
*ヨーロッパでは、私服警官やSP等に採用されている。また、護身用にも重宝がられているとの事。
※さて、今回の『 Beretta M84 “チーター” 』 は、ウェスタン
アームズ社製マグナブローバックです。
*外観:姿形や刻印。これは言う事なし!さすがにBeretta社にライ
センス料支払っているのでその正確さには文句の付け様がありませ
ん。
*次は、実射性能です。
「マグナ・ブローバック」。最新Versionではなく、旧来からのまま。
しかし、さすが“マグナ”です!小気味良い!\(^。^)/
小さいながらシャキ!シャキ!って動きます。唯一残念なのがABS
製と言う事です。ビシ!っと「マグナ」独特のハードなリコイルはありま
せん。
ヘビーウェイト製も出てたみたいですが、買い逃しました。(><;)
次に命中率。5m先に置いた空き缶の底部(直径5~6cm位)を標
的に1マガジンだけですが、充分暖めて撃ちました。1発も外れること
なく当りました。このサイズとしては充分な命中率ではないでしょうか。
*外観や作動面、命中率では何等問題は無いのですが、一つだけ
この銃で気に入らない部分があります。それは右の写真でもわかる通
り私にとっては グリップが太い!コンパクトガンの割にグリップが太
めで握り難いのが難点です。これはこの銃の欠点と言うより、私の手が小さいと言う身体的問題なんでしょう
が・・・(;へ;)
M92FやM8045クーガーでも同じ。この辺に私のBerettaを敬遠しがちな原因があるのかもしれません。
2008年01月01日
謹賀新年
新年 明けましておめでとうございます。
旧年中は、四十路にして始めてブログにチャレンジし、拙い写真や文章で恥ずかしくはありましたが、よい勉強に
なりました。
本年も更に写真は見易く綺麗に、文章は読み易く判り易くする様勤めますのでどうか宜しくお願いいたします。
さて、昨年末は公私共に多忙を極め、12月中旬以降何ら更新できず、色々紹介したいものが溜まっております。
取敢えず今後の予定としまして以下の様なものから今年はスタートしたいと思います。
題して
『チビッ子拳銃』シリーズ!!
私が現在所有する『チビッ子拳銃』・・・コンパクトガンですね(^_^) を随時紹介していきます。
次に考えているのが、今年中に行われる『ジャパン・スティール・チャレンジ』参戦に向けての状況等を報告した
いと思います。
その他にも色々思うところはありますが、それらも併せて上述事柄に織り交ぜながら紹介していきたいと思います
ので、どうぞ宜しくお願いいたします。