2008年01月25日
シブ~い オールド・スナッピー
≪チビッ子拳銃≫ シリーズ “第8弾”
『 COLT DETECTIVE SPECIAL 1st 』
※実銃の話。
*1927年にCOLT社が、1908年に制服警官用として設計・開発した“コルト・ポリス・ポジティブ”のバレルを2
インチと切り詰めたバリエーションモデルである。コルト社では全く別物の銃の様に名称を付けているが、内部機
構や外観は、バレルを除き全く同じものである。
*『DETECTIVE SPECIAL』の特徴は、その名前に
ある“ディティクティブ”(刑事又は探偵)が示す通り、主に
私服警察官や探偵、麻薬捜査官等の護身用として使用さ
れる事を前提に開発された為、前回、前々回のチーフ・ス
ペシャルに敵わないまでも、かなりな小型である。(敵わな
いのは当たり前、両銃の間には、開発年に二十数年の開
きがあると共に、世界の様相を一変する様な大きな戦争
も挟んでいるから、チーフの方が良くて当たり前ですね)
*また、『DETECTIVE SPECIAL』には、第二次世界大戦前に
製造された型(仮にⅠ型とします)と戦後70年代前半まで製造された
型(Ⅱ型)、そして、70年代後半から80年代にかけて製造された型
(Ⅲ型)の三つの型が存在します。
Ⅰ型とⅡ型の違いは、フレームがスウェアーからラウンドタイプに変
更され、フロントサイトの形状が、弓の様な半円型からスクウェアーノ
ッチ型(と言うのかな?)に変更された位で大きな変更は無かった。し
かし、Ⅱ型からⅢ型の間には大きな変更があった。
主な変更点は、(A)バレル・シュラウドの設置 (B)大型ターゲットグリップ付加 の2点があります。但し、グリッ
プはアフターマーケット製の物に幾らでも交換できますから、(A)の変更が外観的には大きいですね。ピンボケし
て見難いですが、左の写真で、下がⅡ型・上がⅢ型です。何れもタナカワークス製のガスガンです。
*COL DETRCTIVE SPECIALの主要諸元は、
①正式名称: COLT DETEKUTIVE SPECAL
そのままですね(^_^;)
②仕様弾薬と装弾数:38スペシャル弾使用、6発
③作動方式:シングル/ダブルアクション
④バリエーション:
・「コルト・ポリス・ポジティブ」⇒ディティクティブスペシ
ャルの4インチバージョン。
・「コルト・コブラ」⇒1950年発売のアルミ合金製。仕
様は全く同じ。
・「コルト・エージェント」⇒ステンレス材仕様モデル。
等がある。
※トイガンの方は、
タナカ製“ペガサス”&“ミッドナイト・ブルー”
*これは昨年の夏頃、某オークションでほぼ新品の定価
の倍近い価格で落札致しました。オークションだから、欲し
い人が多ければ、値段も上がるのは道理ですが、高かっ
たです(;ヘ;)
しかし!落札して良かった!!ほぼ新品状態で、箱も新
品みたいに傷が無く、詳しくはわからないですが、どこかの
SHOPのデッドストック品か掘り出し品らしいです。つまり
新古品ですね(^_^)
とは言え定価の倍近い値段は・・・痛かったです。(><)
*とにかくこの「ディティクティブ」が発売された頃のタナカ
ワークスのメッキは“ミッドナイトブルー”や“トワイライト
クローム”等は絶品です。メッキ強度も強く、少々作動させ
ても傷が付きません。最近のメッキはそうでもないです
が・・・またあの素晴らしいメッキ仕様が復活してくれれば
良いのですね(^_^)
*「ディティクティブスペシャル」“ミッドナイトブル
ー”仕様の実射感ですが、数発のみで、このレポ
ートの為に撃ちました。よ~くシリンダーを暖めま
した。しかし結果は、M60チーフと同じ、右や左
にピューンピューン・・・6発で止めました。
部屋撃ちだったので、蛍光灯や窓ガラスに当る
のが心配で中止。まぁこの銃は、私的には飾って
眺めて楽しむ銃ですから(言い訳?開き直
り?)・・・もう少し実射にも気を配って欲しかった
です。
*最後に、今回チラッと出ましたが、ディティクテ
ィブの最終型(バレルシュラウド付)をタナカワークスから発売して欲しいです。まだ以前の金型が残ってたら容易
に出来ると思うのですが、無理なのでしょうかね。
◎今回の記事に全然関係有りませんが、昨日某オークションで落札・購入した東京マルイ製「S&W M19 6in」
カートリッジ仕様木製グリップ付が届きました。嬉しくて触り倒していた所、手を滑らせて床に落としました。堅い石
版を張った玄関の床に・・・。必死で落札したのに、到着して楽しんでいたのは僅か2時間弱。バレルが根元から折
れ、サイトが飛びました~。
今日は一日ブルーで仕事が手に付かない(;へ;)自業自得ですが、くやしい~!!!